自分研究(子どもの当事者研究)って何?
- 自分研究(子どもの当事者研究)って何?
〜どうやって取り組むの?〜
◆ 自分研究とは
発達障害など、特別な支援が必要な子どもたちが、
自分の「困っていること」や「苦手なこと」を、先生や小児科医など支援者と一緒に研究し、対策を考える取り組みです。
困りごとへの対策だけでなく、
「自分の好きなこと・得意なこと」を見つけながら成長していくことを目指します。
◆ 3つのフェーズで進めます
① 導入期
〜安心して話せるようになるまで〜
- 支援者は、安心・安全な場を作ります。
- 信頼関係を築き、子どもの話を丁寧に聴きます。
- 子どもが、できれば、「話すって楽しい」と思えることが大切です。
👉 この時点で「自分研究」が終わってもOK!
大切なのは、支援者が子どもの実態を把握することです。
② 分析・実験期
〜困りごとに向き合い、工夫する〜
- 「困っていること」をキャラクター化(外在化)し、「自分」と切り離します。
例:イライラくん、ドキドキさん - 困りごとが「いつ」「どこで」「どうあらわれるか」を整理。
- 支援者と一緒に、できる工夫を考えます。
👉 解決策が見つからなくても、周りに理解してもらうことが第一歩です。
③ アウトプット期
〜自分に合った方法で人に伝える〜
- 発表・絵・動画など、自分らしい方法で伝えます。
- 認めてもらう経験が、自信や次のチャレンジにつながります。
◆ 「自分研究」で、大切にしたいこと
🟦 「自らやる」気持ちが大切
子ども自身が「やってみよう」と思えることが、第一歩。
🟩 支援者との「共同研究」
一人で頑張るのではなく、信頼できる人と一緒に進めるのがポイントです。
やり方は一人ひとり違います。十人十色。
◆ 参考書籍
『特別な支援が必要な子たちの「自分研究」のススメ』
熊谷普一郎 監修、森村美和子 著
(金子書房)