大森自治体行政学 東京大学金井利之先生によるご講演

大森自治体行政学 東京大学金井利之先生によるご講演

『大森自治体行政学と特別区』と題した東京大学金井利之先生によるご講演を、2025.7.24に拝聴しました。
一昨年ご逝去された大森彌先生を追悼しての4回シリーズの講演会の最終回でした。

大森先生の人となりが彷彿とされるご講演の中、地方自治への大切なヒントをいただいた貴重な機会となりました。

大事な点は、ひとことでいうと、住民の中に入り、その文化までを肌身で感じ、それを職場内で議論して政策を作りあげ(臨床医モデル)、実践し、評価をするのが、自治体職員であり、そのモチベーションを高めるのが首長の責務であるということと、私は理解しました。
首長やその政策は、大事であるが、住民に根差したものであることが大前提であります。

●レジュメの構成のみ抜粋:

大森自治行政学と特別区

2025年7月24日
東京都特別区協議会
事務局総務課調査研究係

東京都千代田区一ツ橋2-6-3 一ツ橋ビル7階
電話 03-5213-0452


大森自治行政学と特別区

1.はじめに~個人的追想~

2. 「教師」

3. 「職業人」

(1)職業倫理
①精神修養

②「〇〇抜く」


(2)プロフェッショナリズム
①アメリカ行政学輸入研究

②プロフェッション論

③地域プロフェッション

(3)日本型地域プロフェッションの創出運動
①地域と文化

②リーダー養成

4. 日本型地域プロフェッショナルへ向けた地域人

(1)住民

(2)職員

(3)首長・管理職

5. おわりに

(1)町村主義者?

(2)人口問題

(3)特区制度改革

(4)「器」の改革への批判

以上